“昔ながらの梅干し”
< 準備するもの >
- 南高梅または小梅…3.5〜4kg
- 赤穂の天塩…700g(350gずつ分けておく)
- もみ紫蘇…400g
- ホーローか陶器のカメ・落し蓋
…量に応じて1〜2セット - 重し…約1kg分(梅全体の20%が目安)
- 竹串(つまようじ)…1本
- 新聞紙等(蓋用)…適量
- ひも…適量
- ざる(梅を干す用)…適量
- 干し場用ダンボール(干し場用)…適量
< 作り方 >
下準備
- 水で汚れを落とす。
- なり口を取る。
- 水気を取りボールに入れる。
漬け込み
- 天塩350gをまぶして馴染ませる。
- カメに入れ、落とし蓋をし、上から重しを乗せ
虫が入らないよう、上から新聞紙をかぶせ紐で縛る。
(2〜3日冷暗所に置いておく。) - 残りの天塩350gを入れ、再び落とし蓋をする。
(7〜10日間漬け込む。) - 出てきた白梅酢を大きなボールに全て移し
移したボールに、もみ紫蘇を酢ごと加え馴染ませる。 - 紫蘇の葉は梅の上に敷き詰め、酢もカメに入れていく。
カメに再び落とし蓋をする。
寝かせる
- 冷暗所で最低でも約2週間は漬け込む。
(寝かせる期間は長くなっても大丈夫だが
時々カビが生えていないかチェックしておく。)
土用干し
※ 梅雨が明けてから土用干しは行う。
- 3日間かけて土用干しを行う。
【 1日目 】
- ・太陽が満遍なく当たるようにひっくり返しながら干していく。
- ・赤梅酢もカメごと出しておき日に当てる。
- ・夜になったら梅のみ赤梅酢に戻す。
- ・紫蘇は一緒に漬ける用とゆかり用に分けておく。
【 2日目 】
- ・1日目と同様に梅干しと紫蘇と赤梅酢をカメごと干す。
- ・夕方に紫蘇と赤梅酢のみ取り入れる。
- ・赤梅酢はガーゼでこし、瓶などで保存。
- ・梅はそのまま干し続ける。
【 3日目 】
- ・朝のうちに紫蘇を干し、カラカラになったら取り入れる。
- ・梅は適度にひっくり返しながら夕方ごろまで干しておく。
完成
- 梅の皮を指先でつまんで持ち、柔らかいけれど皮が破けない状態になったら完成。
保存用のカメに梅と干しておいた紫蘇を一緒に入れて保存。
(すぐに食べても美味しいですが、食べ頃は半年〜1年後がおすすめ。)
梅干しの作り方には他にもたくさんの方法があります。
色々試してみてお好みの梅干しを作ってお楽しみください。